コロナウイルス感染経路とは
主な感染経路は以下の2点と言われています。
飛沫感染
感染者の咳・くしゃみによる飛沫と一緒に排出された
ウイルスを吸い込むことによる感染。
くしゃみは1回あたり40,000個、
咳は1回あたり3,000個、
5分の会話でも3,000個の飛沫・飛沫核が
生じていると言われています。
くしゃみをした際の飛沫というのは、
目には見えない細さで1m~2m先まで飛ぶので、
マスクの重要性を改めて感じますね。
接触感染
接触感染には、下記の2種類があります。
・直接接触感染:感染者との直接の接触による感染
・間接接触感染:物体の表面を介しての感染
感染者のウイルスが付着した皮膚や、
手すりなどの物体の表面を介しての感染です。
感染しないためにできること
正しい手洗い
流水で十分に手を濡らして、
石鹸を手のひら~手の甲と全体をこすります。
- ①手のひら
- ②手の甲
手の全体を洗ったら、それぞれの指を洗います。
- ③指先・爪の間
- ④指の間
仕上げに1本ずつ丁寧に指を洗い、
手首の辺りまでしっかり洗いましょう。
- ⑤親指~各指
- ⑥手首
洗い終わったら十分に洗い流し、
清潔なタオルなどで水分をよく拭き取ります。
正しい消毒
ポンプを押して消毒液やジェルを
手のひらに適量出します。
両手をこすりあわせるようにして、
手の隅々までしっかりと馴染ませます。
しっかりと乾けば消毒完了です。
正しいうがい
- 口の中
- のどの奥
・口の中
水を口に含み、
少し強めに口の中をゆすいで吐き出します。(2回)
・のどの奥
水を口に含み、
上を向いて15秒ほどガラガラうがいします。(2回)
ガラガラする喉のうがいだけでなく、
口の中をゆすぐことも大切だと言われています。
他の人にうつさないために
マスクの着用
口と鼻を確実に覆い、
隙間がないように調整して装着します。
ノーズピースを花の形に合わせ、
しっかり顎の下までマスクを引っ張ると
隙間なく全体を覆うことができます。
サイズの合っていないものや、
ゴムひもが緩くなったものは隙間が生じるので
サイズの合ったものを選んでください。
極力同じマスクは使い回しをせず、
自作マスクは定期的に洗うようにしましょう。
マスクがない場合
- 代用品でケア
- すぐに捨てよう
マスクがない場合は、
ティッシュやハンカチで口・鼻を覆います。
使用したティッシュは早めに捨て、
ハンカチであれば早めに洗濯しましょう。
とっさの対応
- 周囲の人への配慮
- こまめに手洗い
咳・くしゃみをする際には、
他の人から顔を逸らしましょう。
手で抑えた場合、
ドアノブなど周囲の物に付着させないよう
こまめに手洗いをしましょう。